今や登録者500万人を超えるトップYouTuberの中田敦彦さん。
2023年5月31日に投稿した「松本人志氏への提言」という動画が、かなりの注目を集めておりますね。
かつて中田敦彦さんと松本人志さんの間には「共演NG説」が出ておりましたが一体どうなのでしょうか。
今回はお2人が不仲と言われている原因やきっかけ、本当の関係性などをまとめてみました。
【概要】中田敦彦のYouTube動画に松本人志が反応!
2023年5月31日に中田敦彦さんが投稿した「松本人志氏への提言」という動画が話題となっております。
当動画では中田敦彦さんが、松本人志さんに対し、
- 今のお笑い業界は松本さんに気に入られないと売れない
- お笑い業界の審査員をいくつか降りていただきたい
などの持論を展開。
この動画に対し、松本人志さんもTwitterで反応し注目を浴びておりますね。
テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん。連絡待ってる!
なぜ松本人志への提言動画を出したのか?
中田敦彦さんは一体なぜ、松本人志さんへの提言動画を出したのでしょうか。
その理由は、
この2つを満たしている人物が、自分(中田敦彦さん)しかいないからというものでした。
中田さんは現在、500万人を超えるトップYouTuberです。
かつては「オリエンタルラジオ」で藤森慎吾さんとコンビを組んでいたものの、2020年末に吉本興業を退所。
現在はフリーランスという形で独立されております。
中田さんの考えでは、今のお笑い業界は松本人志さんが「ビッグな大会の審査員をほぼ牛耳っている」とのこと。
特にM-1グランプリやキングオブコントなどの大会では、これから活躍するスターが生まれますよね。
しかし、松本人志さんがこれら全ての大会に関わっていることによって、埋もれてしまう未来のスターがいるのではないか…と。
つまり、松本人志さんのお笑いにハマらなければ、輝けずに散っていく芸人がいることを、中田敦彦さんは懸念されておりました。
「松本さんが『面白い』って言うか言わないかで新人のキャリアが変わるんですよ。その権力集中っていうのは、『それだけ偉大な人だから求められているんだ』という見方があるんですけど、『求められている』ってことと『実際にやるかどうか』は違う。『実際にやることが業界のためになるかどうか』で言うと、あまりためにならないと思う。ひとつの価値基準しかない。それ以外の才能は全部こぼれ落ちるからなんですよ」
引用:東洋経済オンライン
本件については、お笑い業界だけではなく、様々な業界の著名人が独自のコメントをされており、非常に注目となっておりますね。
霜降り明星•せいややホリエモンもツイート
動画内で中田敦彦さんは、霜降り明星の粗品さんに呼びかけるシーンがありました。
「これ見てる粗品くん、どう思う?最近、オレのトークチャンネルすごく見てくれているらしいの」
引用:ORICON NEWS
本件に対し、霜降り明星の相方•せいやさんがコメント。
真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな
中田
うーん、かなり攻撃的なツイートですよね。
しかし、後日のネットニュースを見る限り、せいやさんにも思ったことがあるとのことで…。
「中田さんの提言は全然いい、中田さんの思いだから。ただ以前から関係ない人を巻き込むのはどうかと思って見ていて、今回は相方の粗品の名前を急に出したから、これはウンコやなと思った」と当時の心境を説明。
引用:ORICON NWES
せいやさんが言うには、中田敦彦さんはかなり頭のいい人とのこと。
そのため、何の理由もなく、粗品さんの名前を動画で登場させることはないと思ったようです。
戦略的に相方の名前を出されたことにより、せいやさんは腹を立てていたようですね。
また、せいやさんが中田さんに意見したことに対し、堀江貴文(ホリエモン)さんは以下のようにツイート。
アホくさ。面白いか、面白くないかだろよ。お笑いって。
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) May 31, 2023
アホくさ。面白いか、面白くないかだろよ。お笑いって。
ご覧の通り、様々な方が本件に対し意見をしておりますね。
では、中田敦彦さんと松本人志さんは本当に不仲なのでしょうか。
次の章で、詳しく見ていきたいと思います。
中田敦彦と松本人志の共演NG説はワイドナショーが原因?茂木健一郎も関係している?
お笑い会の巨匠に切り込んだ中田敦彦さん。
そんな2人はかねてより「共演NG説」が囁かれておりましたが、本当なのでしょうか。
中田さんのメインの活躍の場は、YouTubeやオンラインサロンとなります。
2023年現在、中田敦彦さんはご家族とシンガポールに住んでおり、日本に帰国することは年に数回ですよね。
中田さんが帰国した際は日本のテレビにも時々出演をされますが、やはり松本人志さんとの共演は今の所ありません。
リンカーンにオリエンタルラジオは呼ばれていない
中田敦彦さんがオリエンタルラジオとして活躍していた頃。
松本人志さんが司会をしていた「リンカーン」では様々な芸人がゲスト出演しておりましたが、オリエンタルラジオは呼ばれておりません。
伸び盛りの芸人が呼ばれている印象でしたが、なぜオリラジは出演しなかったのでしょうか。
理由について調べてみると、松本人志さんはオリエンタルラジオを「つまらない」と認めていなかったことが挙げられておりました。
「正直、松本さんのご恩で売れた瞬間が一度もないんで。むしろディスられてるんで。『あれ面白くないな』って業界全体にとって悲劇なんですよ」
引用:東洋経済オンライン
もちろん真相は不明ですが、松本人志さんからネガティブな評価を受けてしまうと、誰だって凹みますよね。
当時、中田敦彦さんもお笑い芸人として売れ出した頃ですし、このショックは相当なものだったのではないでしょうか。
2017年のワイドナショーでの出来事とは
画像は茂木健一郎さん
中田敦彦さんと松本人志さんが「不仲」だと言われている理由は、2017年に放送されたワイドナショーにあります。
きっかけは当時放送された「日本の芸人オワコン論争」という内容で、中田さんと松本さんの意見が食い違ったとのこと。
中田敦彦さん自身は当該番組に出演されておりませんでしたが、後から番組を見て意見が対立したそうですね。
日本のお笑いの方は、上下関係に気を使いすぎ。それを、テレビ局がフォーマットとして見せている。だから、お笑いがロックにならない。コメディは本来価値観の下克上。日本のお笑いは、年功序列の「お笑い株式会社」の社員たちによる社内政治のようなものだから、つまらない。違うの見たい!
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) July 4, 2016
茂木健一郎さんは日本のお笑い業界に対して、上記のようにツイートし注目を浴びました。
日本のお笑いは年功序列の「お笑い株式会社」の社員たちによる社内政治のようなものだから、つまらない。違うの見たい!
「日本のお笑いはオワコン」と言って怒られたのは数年前。いろいろあったけど、まっ、もういいやという感じがある。日本のお笑いが狭いことは事実だし、そういうのに付き合って国が衰退していくのを見ているよりも、自分でいろいろ実験した方が楽しい。日本語でどんなコメディが可能かこれからもやる
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) April 14, 2023
茂木健一郎さんはお笑い好きを公言しており、時々ご自身のTwitterでも意見を投稿しております。
しかし、松本人志さんは茂木健一郎さんのツイートに反論。
これに対して、ダウンタウン・松本人志が3月19日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「(茂木さんには)笑いのセンスがまったくないから、この人に言われても刺さらない」とコメント。翌週、ゲスト出演した茂木氏は「お笑いが本当に好き。エールのつもりで言ったのですが、誤解を招いてしまい、すみません」と謝罪する格好となった。
引用:Business Journal
茂木さん自身はエールを送るつもりで発言したものの、「誤解を招いてしまった」とのことで陳謝しております。
中田敦彦が茂木健一郎を支持
中田敦彦さんはワイドナショーを見た感想を、ご自身のブログで掲載しておりました。
「茂木さん負けるな!と思っていたところ、大御所の番組に出演して大御所に面白くないと言われ公開処刑をされてしまいました。大御所にセンスがないとか価値を決められてしょげ返っている様子こそが茂木さんの意見通りだったのに。茂木さんの指摘、当たってたのに。なんで『ほら、これですよ』と言えなかったのだろう。まあ、あの場では言えないか。怖いですもんね」
引用:Business Journal
ブログの内容を見る限り、中田さんは茂木さんの意見を支持しており、松本さんを批判しているように見えますね。
当時、吉本興業に所属していた中田敦彦さんでしたが、吉本の社長から「謝れ!」と言われており、大きな注目となりました。
中田さん自身は本件について謝罪をせず、「どういうことになるか楽しみ」と発言されておりました。
ただ、本件が1つのきっかけなのか、中田さんはテレビ業界にいることに徐々にプレッシャーと感じるようになります。
現在フリーランスで大成功をされている中田さんですし、会社の看板を背負っていると、自由に発言ができないのは重荷ですよね。
【所感】中田敦彦と松本人志の関係性そのものがビジネスか?
今回は中田敦彦さんと松本人志さんの不仲説を取り上げてみました。
本件は2017年から言われていたことですが、ここにきて再度大きな注目を集めましたね。
筆者としては、中田さんがYouTubeで言っていた提言に関して、理屈は分かるような気もします。
現在活躍している売れっ子芸人さんは、松本人志さんからの評価を受けてこられた方も多いでしょう。
どこかの事務所に所属されているでしょうし、会社の看板を背負っている限り、松本さんに苦言を呈することはできないのではないか、と。
YouTuberとして圧倒的な成果を出し、松本人志さんからは大きな評価を得られなかった中田あっちゃん。
彼だからこそ発言できた内容ですし、ここまで大きな注目を集められたのではないかと。
SNSの声を見る限り、松本人志さんを支持する声が非常に多いような気もしますし、中田敦彦さんを応援する声も多数です。
まぁ、結局はフリーランスとして実績を出した中田あっちゃんが、お笑い界の巨匠•まっちゃんに噛み付いた事実がもはやエンタメなのです。
この件に関し、各界の著名人が次々とツイートすることで、エンタメ業界が盛り上がっていることも確かです。
ニュースサイトも続々と本件を取り上げ、世間での注目度も増しておりますよね。
もはやお2人の関係性事態がエンタメとなり、ビジネスになっているのではないか?と感じた筆者でした。
これからのお2人の関係性にますます注目ですね!
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