2023年3月12日に男子バレーボール、東京五輪の日本代表•藤井直伸(なおのぶ)選手の訃報が報じられました。
31歳という若さでしたが、ステージ4の胃がんと闘病していたとのことです。
今回はそんな藤井直伸選手の経歴や学歴を調査しました。
大学時代の壮絶なエピソードについても、併せて見ていきましょう。
藤井直伸のプロフィール!
藤井直伸選手は所属する東レアローズの公式サイトによると、3月10にすでにお亡くなりになっていたとのこと。
生前はステージ4の胃がんと闘っておられた模様です。
まだ31歳という若さでしたし、本当に心が痛むニュースですね。
そんな藤井直伸選手とは、一体どのような方だったのでしょうか。
まずはプロフィールをご紹介させて頂きます。
- 名前:藤井直伸
- 読み方:ふじい なおのぶ
- 生年月日:1992年1月5日
- 年齢:享年31歳
- 出身地:宮城県石巻市
- 身長:183cm
- 体重:78kg
- 血液型:O型
- ポジション:セッター
藤井直伸選手は1992年1月5日生まれで、現在31歳でした。
バレーボール東京五輪で日本代表を務め、チームの司令塔として大活躍をされておりましたね。
そんな藤井選手のポジションはセッター。
セッターを務めている選手は、なにかとチームの代表になることが多いですよね。
日本人は海外選手と比べ、どうしても身長が低くバレーボールでは不利になってしまいます。
しかし、藤井選手が得意としていたのはコンビバレー。
抜群のコンビネーションで繰り出す2人の超高速クイックで世界と対抗するつもりだ。「藤井を信じて入るだけ」と李。藤井は「相手にいかにミドルを意識付けさせるかが大事。(五輪では)もっと精度を上げていきたい」と強調した。
引用:あなたの静岡新聞
超高速クイックを駆使し、世界と戦っておられましたね。
では、藤井直伸選手の詳しい経歴については、次で見ていきたいと思います!
藤井直伸の経歴が壮絶すぎる!大学時代のエピソードが泣ける!
ここでは藤井直伸選手の経歴について掘り下げていきます。
藤井選手がバレーボールを始めたのは、中学1年生の頃。
通っていた中学校では、なんと運動系のクラブではバレーボール部しかなかったのだそうです!
もちろん藤井選手はバレー部に入部。
そして高校時代もバレーを続けてきました。
大学時代に実家が東日本大震災に被災
しかし、大学1年の時に、実家が東日本大震災に被災してしまったのだそうです。
そのため、被災者となったご家族は職を失ってしまい、当時はバレーボールの継続が難しくなってしまったのだそう。
ですが、大学側が被災者に学費免除の救済措置を取ってくれたこともあり、藤井選手はなんとかバレーを続けることができたそうですね。
以降の経歴は、以下のようになります。
- 2013年11月:V•プレミアリーグの東レアローズの内定選手に
- 2016年〜2017年:8年ぶりの優勝(自身はベスト6に輝く)
- 2017年3月:全日本メンバーに招集される
- 2018年:バレーボール男子世界選手権予選突破、アジア選手権優勝
- 2020年〜2021年:アタッカー&セッターのベストコンビNo.1
- 2021年7月:オリンピック初出場
ご覧の通り、相当輝かしい実績をお持ちですね!
2018年にはアジア選手権で優勝されており、自身としては「ベストセッター賞」を受賞されていた、とても凄い選手なのです。
震災という壮絶な環境を乗り越え、バレーを継続されていたことに心打たれるものがありますね。
逆境を乗り越える経験をされていることから、ここぞという時に力を発揮できるのでしょう。
日本代表の「キャプテン」というポジションに、誰もが納得をするのが頷けます。
藤井直伸の学歴まとめ!
続いては藤井直伸選手の学歴や出身校についてまとめてみました。
では、それぞれ見ていきましょう!
出身中学校:石巻市立大須中学校
藤井直伸選手の出身中学校は「石巻市立大須中学校」です。
地元の市立中学校に通われていたようですね。
先で見た通り、運動部はバレーボール部しかなかったとのこと。
結果的に藤井選手の将来に影響する部活となったのですが、野球やサッカー、バスケットボール部がない学校があるのかと驚きですね。
実は私自身、バレーボール部に所属していた経験があります。
割とニッチ?なスポーツということもあり、入部するのに意外と勇気が要ったのを覚えております(笑)
「バレー部しかない」という割り切りが、優秀な選手を産むきっかけとなったのかもしれませんね。
尚、当該中学校は2017年3月31日に閉校をしておりました。
石巻市立大須中学校(宮城県石巻市雄勝町大須舘森1)が58年の歴史に幕をおろしました。1958年に雄勝町立大須中学校として船越中学校より独立したことが当校の設立起源のようです。
引用:Wikipedia
現在では「石巻市立雄勝中学校」と統合しているようです。
出身高校:古川工業高等学校
藤井直伸選手の出身高校は「古川工業高等学校」です。
藤井選手の出身高校は、春の高校バレーの常連校である強豪校となります。
大人気マンガ「ハイキュー!!」の伊達工業高校のモデルとなった学校でもあり、バレー以外のスポーツでも優秀な成績を収めております。
念のため偏差値を調べてみたところ「47〜48」と出ておりました。
まぁ、スポーツでの活躍がメインですし、学力はあまり気にする必要はありませんね。
出身大学:順天堂大学
そして藤井直伸選手の出身大学は「順天堂大学」です。
藤井選手は大学時代も順天堂大学でバレー部に入部をしております。
2011年3月11日の東日本大震災で大変な思いをされましたが、逆境を克服しバレーを継続することに。
藤井選手がレギュラーで初めて試合出場を果たしたのは、大学4年生の頃とのことでなんだか意外ですね。
尚、フェイスブックでは当大学のスポーツ健康科学部が、藤井選手を紹介しておりました。
大学側が資金援助をしてくれたおかげもあり、藤井選手が日本を背負う代表にまで成長を遂げましたね。
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