2023年4月15日、岸田首相に爆発物を投げつけ「威力業務妨害」の疑いで逮捕された木村隆二容疑者。
木村容疑者が逮捕後に、ある弁護士に依頼をしていたことが発覚しました。
該当の弁護士の名前が「宇都宮健児」さんといい、注目となっております。
今回は宇都宮健児さんとは一体何者なのか、wikiプロフィールや経歴を調査しました。
また木村隆二容疑者との関係性について深掘りしていきます。
【ニュース概要】木村隆二容疑者が宇都宮健児に弁護を依頼していた?
爆弾で岸田首相襲撃 木村隆二容疑者が依頼しようとした弁護人は宇都宮健児氏だった#文春オンラインhttps://t.co/6ZXeVOARNC
— 文春オンライン (@bunshun_online) April 19, 2023
2023年4月15日、木村隆二容疑者が岸田文雄首相に爆発物を投げつける事件が衝撃でしたね。
事件自体は未遂に終わりましたが、木村隆二容疑者は「威力業務妨害」の疑いでその場で現行犯逮捕をされました。
逮捕後、木村容疑者は「弁護士が来てから話す」と、事件の真相については完全黙秘を貫いていたようです。
しかし、2023年4月19日の文春オンラインでは、木村容疑者がある弁護士の名前を口にしており波紋を呼びました。
該当の弁護士の名前は「宇都宮健児」さんという人物です。
木村容疑者は宇都宮弁護士に、弁護を依頼しようとしていたみたいですね。
では、宇都宮健児さんとは、一体どのような人物なのでしょうか。
次で具体的に見ていきたいと思います!
宇都宮健児は何者?wikiプロフィールを調査!
木村隆二容疑者から弁護の相談を受けていたとされる「宇都宮健児」さん。
彼は一体何者なのでしょうか。
まずは「wikiプロフィール」と題してご紹介させて頂きます。
- 名前:宇都宮健児
- 読み方:うつのみや けんじ
- 生年月日:1946年12月1日
- 年齢:76歳 (2023年4月現在)
- 出身地:愛媛県東宇和郡高山村
- 身長:160cm
- 体重:55kg
- 職業:弁護士
- 家族構成:嫁、子供1人
- 学歴:東京大学(中退)
宇都宮健児さんは1946年12月1日生まれの、現在76歳となります。
現在では弁護士という職業についておりますが、幼少期の夢はプロ野球選手になることだったそうです。
しかし、体格に恵まれなかったことに自信をなくし、自分の体型ではスポーツ選手になるのは厳しいと別の道に進むこととなります。
中学1年生の頃にはスポーツの世界は早めに諦め、目指すべき道を学業に切り替え猛勉強を開始。
そして最終学歴は、なんと天下の「東京大学」に入学することになったのです。
自分の戦うべき場所を早期に見極め、相当な努力を積み上げた宇都宮健児さん。
とても粘り強い性格であることが分かります。
宇都宮健児の経歴を調査!下積み時代のエピソード
ここでは宇都宮健児さんの経歴について調査しました。
天下の東京大学に入学したものの、家庭が貧しかったこともあり、残念ながら中退してしまったのだそうです。
そんな宇都宮さんの経歴をまとめると、以下の通りとなります。
- 1969年(23歳):東京大学を中退し司法修習生になる
- 1971年(25歳):弁護士として登録 (岡安法律事務所に入所)
- 1979年(33歳):佐藤法律事務所に入所
- 1983年(37歳):宇都宮健児法律事務所を開設 (独立)
- 2010年(64歳):日本弁護士連合会会長選挙に立候補 (当選)
- 2012年(66歳):東京都知事選に立候補 (2位で落選)
- 2016年(70歳):2度目の東京都知事選挙に立候補 (見送り)
- 2020年(74歳):3度目の東京都知事選に立候補 (小池百合子に敗れ2位で落選)
宇都宮健児さんの経歴を見てみると、様々な肩書きがありとても優秀だと思われます。
下積み時代は簿記学校講師のバイトを掛け持ち
ただ、弁護士になった当初は、顧客開拓に難航しとても苦労をされたのだそうです。
そのため、弁護士だけでは生計が立てられないことから、簿記学校で商法の講師(アルバイト)を掛け持っていたとのこと。
宇都宮さんは当時、人付き合いが得意なタイプでないことを悟り、顧客の人脈作りがうまくいかなかったと分析されていたのだとか。
弁護士になった24歳当時、法律事務所に入れば楽に食っていけると考えていたのだそうです。
ですが、結果的には31歳で引導を渡される結果となってしまいます。
同期が次々と独立していく中、自分だけがスケジュールが真っ白という辛い経験をされていたようで。
やがては給料を減らされ、7年目にして肩たたきにあってしまったとのことでした。
「サラ金問題」と向き合い独立
しかし、そんな宇都宮弁護士に、1979年に転機が訪れます。
「サラ金問題」が社会問題となり、真摯に向き合うこととなったのです。
当時所属していた事務所からは「サラ金問題の対応を続けるようなら辞めてくれ」と言われることに。
そして1983年、ついに独立することとなったのです。
今では数々の肩書きを持ち、有名弁護士として大活躍をされている宇都宮健児さん。
今後の活躍に、ますます注目が集まりそうです。
木村隆二容疑者とはどのような関係なのか?
現在では様々な肩書きを持ち、弁護士として第一線を張っている宇都宮健児弁護士。
今回、岸田首相を襲おうとした木村隆二容疑者とは、一体どのような関係なのでしょうか。
面識は無い
まず大前提として押さえておきたいことは、宇都宮弁護士は木村容疑者の弁護を「引き受けていない」ということです。
つまり、木村容疑者が宇都宮さんに弁護を依頼したがっていただけでした。
そして今後、木村隆二容疑者の弁護を引き受ける可能性に対し、宇都宮弁護士は以下のように話しておられます。
「正直、難しいと思います。全国からこうした連絡を頂くことがあるのですが、私は東京だし、かなり多忙です。対応が難しいので、できるだけ地元の弁護士会を利用してほしいとお断りしているのが現状です。(木村容疑者の)動機がまったく分かりませんしね。もちろん面識はありません」
引用:文春オンライン
そのため、現時点では宇都宮弁護士と木村容疑者の間に面識は無く、弁護をお断りしているとのこと。
宇都宮弁護士は現在、都内に在住しており、木村容疑者は兵庫県川西市に住んでおりました。
多忙な上、物理的な距離が離れていることからも、宇都宮さんが弁護を引き受けるメリットが見当たりませんね。
「私の事務所に和歌山県警の西警察署から連絡があったのは4月15日の土曜日、逮捕後のこと。ただ、私は土・日は事務所に出ておらず事務所自体も閉めているので、留守電に気が付いたのは17日の月曜だったんです。事務員が留守電を聞いたところ『木村さんが弁護を依頼したいと言っている』と。その後、17日の午前に再度、警察から連絡があり『もう別の弁護士と会ったので』とのことでした」
引用:文春オンライン
また、ご覧の通り、事件発生後に木村隆二容疑者は、既に別の弁護士に会ったとのこと。
木村容疑者に会った弁護士は明かされておりませんが、これから事件の真相などが諸々明かされてくるのではないでしょうか。
木村隆二容疑者は弁護士費用を払えたのか?
ただ、ここで気になるのが、木村隆二容疑者がもし宇都宮健児さんに弁護をお願いした場合。
「本当に費用を払うことができたのか?」という点です。
木村容疑者は若干24歳で、兵庫県川西市の実家住まい。
職業は不詳と出ておりましたが、特に働いている様子はないので、金銭的な余裕があるようにも思えませんよね。
そのため、とても有名な宇都宮健児弁護士に依頼をするとなると、相当な費用が発生し支払いは困難だと考えられます。
木村容疑者は母親との関係は良好だったようです。
しかし、弁護士費用の支払いとなると、いくら母親だといっても中々お願いしにくい内容だとも思われます。
木村容疑者の家庭は複雑で、父親は家を出て行っており不在。
兄と姉もいるそうですが、いずれにせよ切り出しにくいディープな話なのではないかと…。
まぁ何はともあれ、本件に関しては続報を待ちたいと思います。
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